呼吸って、なぜ大切なの?

ピラティスでは、呼吸をとても大切にしています。

 

私たちは普段、当たり前のように呼吸をしています。

だからこそ、

「呼吸が大事です」と言われても、

少しピンとこないかもしれません。

 

でも実はこの呼吸、

身体の「支え方」に深く関わっています。

 

1.呼吸は体を支える!?

 

身体を支えるというと、

筋肉でしっかり固めるイメージを持つ方も多いと思います。

 

でも、実際にはもう少し内側で、

やさしい支えが起きています。

 

息を吸うと、横隔膜が下がり、

お腹の中にふわっと圧が生まれます。

 

このときの感覚は、

お腹の中に風船がゆっくりふくらむようなイメージです。

 

あるいは、お餅がやわらかく広がるような感じ。

ぎゅっと力を入れるのではなく、

中からふんわり支えられているような感覚です。

 

この「内側の圧」があると、

身体は外から固めなくても、自然と安定しやすくなります。

 

 

2.呼吸と筋肉の関係

 

呼吸は、ひとつの筋肉だけで行われているわけではありません。

 

中心となるのは横隔膜。

そこに骨盤底筋群や腹横筋、前鋸筋といった筋肉が連動して、

体幹の内側で支えをつくっています。

 

こうした筋肉たちがうまく協調すると、

呼吸と同時に、身体の安定も自然に生まれます。

 

逆に、この連動がうまくいかないと、

首や肩、腰などが代わりに頑張ってしまい、知らないうちに負担がかかることがあります。

 

 

・呼吸ができることのメリット

 

呼吸が整ってくると、身体の使い方が少しずつ変わってきます。

 

ここでひとつ、イメージしてみてください。

 

しぼんだ風船を立たせようとすると、

外から支えないと立ちませんよね。

 

でも、ふくらんだ風船は、

支えがなくても自然と形が保たれます。

 

身体の中でも、これと同じようなことが起きています。

 

内側に圧があると、

身体は内側から支えられるため、

外側の筋肉が無理に頑張る必要がなくなります。

 

その結果、余計な力みが減り、

動きがスムーズになります。

 

また、力が一箇所に集中しにくくなるため、疲れにくさにもつながっていきます。

 

日常生活でも、

立つ・歩く・物を持つといった動きが楽に感じられたり、

無理に姿勢を正そうとしなくても、自然と整いやすくなります。

 

呼吸は、新しく覚える特別なものではなく、もともと私たちに備わっているものです。

 

ただ少し意識を向けるだけで、

その働きを引き出すことができます。

 

もしご興味があれば、ぜひ一度、トライアルコースで体感してみてください。