夏になると疲れやすい…その原因は?
◾️疲れるのは、暑さだけではありません
「夏になると、なんだか疲れやすい。」
そんなふうに感じたことはありませんか?
もちろん、暑さそのものも疲れの原因のひとつです。
でも実は、私たちの身体は夏になると、暑さに負けないようにたくさんの仕事をしています。
例えば、体温調節。
汗をかいて熱を逃がしたり、水分や塩分のバランスを保ったり、暑い屋外と冷房の効いた室内を行き来するたびに体温を一定に保ったり…。
私たちが何も意識していなくても、身体は24時間休むことなく働き続けています。
つまり、動いていないように感じても、身体の中では多くのエネルギーが使われているのです。
◾️実は、脳も忙しい季節です
こうした体温調節をコントロールしているのが、自律神経です。
自律神経は、呼吸や心拍、血圧など、生きていくために欠かせない働きを24時間調整しています。
さらに、「暑い」「冷房が寒い」「喉が渇いた」といった環境の変化にも絶えず対応しています。
夏は、身体だけでなく脳も休むことなく働いている季節と言えるかもしれません。
そのため、普段と同じ生活を送っていても、「なんとなく疲れる」と感じやすくなることがあります。
◾️疲れているときほど、身体は力みやすくなります
脳も身体も忙しい状態が続くと、私たちは無意識のうちに身体を固める方向へ働きやすくなります。
呼吸が浅くなったり、首や肩に力が入ったり…。
身体は姿勢を保とうとして、本来なら必要のない筋肉まで使い始めます。
これは身体が悪いわけではありません。
今ある力で身体を守ろうとする、とても自然な反応です。
ただ、その状態が続くと、余計な力を使い続けることになり、「何もしていないのに疲れる」という悪循環につながってしまいます。
◾️身体を効率よく使うという選択
ピラティスでは、呼吸に合わせて身体を動かし、お腹や脚をバランスよく使うことを大切にしています。
すると、前回までのコラムでお伝えしたように、身体を内側から支えやすくなり、骨盤や股関節も本来の働きをしやすくなります。
その結果、首や肩、腰などが必要以上に頑張らなくても、身体を支えられるようになっていきます。
実際にレッスンでは、
「夏でも以前ほど疲れにくくなりました。」
「身体を動かした方が、かえってスッキリします。」
というお声をいただくこともあります。
もちろん感じ方には個人差がありますが、身体を効率よく使えるようになることで、日常生活が楽になったと感じる方は少なくありません。
夏は、身体だけでなく脳も忙しい季節です。
だからこそ、この季節は頑張ることを増やすのではなく、余計な頑張りを減らすことを意識してみませんか。
身体を効率よく使えるようになることは、毎日を快適に過ごすことはもちろん、仕事や趣味、スポーツなど、自分が本当に頑張りたいことに力を注ぐことにもつながります。
その第一歩として、ご自身の身体の使い方を見直してみるのもおすすめです。
ご興味のある方は、ぜひ一度トライアルレッスンで、その変化を体感してみてください。