脚のつけ根、使えていますか?
◾️脚のつけ根って、そんなに大事?
「立つ」「歩く」「しゃがむ」
私たちは毎日、当たり前のように身体を動かしています。
でも実は、その動きの中で
“脚のつけ根”をうまく使えていない方は少なくありません。
「脚のつけ根?」と思われるかもしれませんが、ここは股関節と呼ばれる、とても大切な場所です。
ピラティスでも、この股関節の動きを大切にしています。
■ 股関節って、どこ?
股関節は、骨盤と太ももの骨をつないでいる関節です。
歩く、立つ、しゃがむなど、
日常のあらゆる動きに関わっています。
一般的には「脚のつけ根」と言われることが多いですが、実際には少し身体の奥にある関節です。
そのため、動いているつもりでも、
実は股関節ではなく、膝を先に曲げていたり、腰を使って動いてしまっていることがあります。
■ 膝や腰から動いていませんか?
例えば、前かがみになるとき。
本来は股関節から折れるように動けると、脚の力を使いやすくなります。
でも、お腹の支えが抜けていたり、
脚で身体を支えられていないと、
股関節はうまく働きにくくなります。
すると、膝を先に曲げたり、
腰を丸めたり反らせたりしながら、
別の場所で動きを補うようになります。
その結果、前ももばかり頑張ってしまったり、腰に負担が集中してしまうこともあります。
「なんだか疲れやすい」
「立っていると腰がしんどい」
そんな感覚の背景にも、
股関節の使い方が関係していることがあります。
■ 脚とお腹が働くと、股関節が動きやすくなる
「股関節を使いましょう」と言われても、実際には難しく感じることがあります。
それは、股関節だけを意識しても、
うまく動けないことが多いからです。
股関節が動きやすくなるためには、
脚で身体を支える力と、
お腹の内側の支えの両方が大切です。
前回お伝えした呼吸による内側の支えや、骨盤がニュートラルに近づくことで、股関節は自然と動きやすくなります。
つまり、無理に股関節を動かそうとするというより、
脚とお腹が働いた結果として、
股関節が使いやすくなる。
そんなイメージに近いかもしれません。
■ 日常の動きも変わってくる
脚とお腹が働き、股関節が使いやすくなると、
立つ・歩く・階段を上るなど、
日常の動きも少しずつ変わってきます。
無理に姿勢を頑張らなくても、
身体が自然と安定しやすくなり、
余計な力みも減っていきます。
「頑張って動く」のではなく、
必要な場所が働くことで、動きが楽になる。
実際のレッスンでも、
「立ち上がるのが楽になった」
「歩くときの疲れ方が変わった」
「前より腰が気になりにくくなった」
そんなお声をいただくことがあります。
もちろん変化の感じ方には個人差がありますが、
日常の動きが少し楽になった、と感じる方も多いです。
こうした感覚は、
実際に身体を動かしながらの方がつかみやすい部分でもあります。
もしご興味があれば、
ぜひ一度、トライアルレッスンで体感してみてください。